Rock至上で最高のバンドと言われたら、私はこの第2期Deep Purpleを挙げます。
#初期のBlack Sabbathとどちらかで悩むところではありますが。
その第2期Deep Purpleのライブ映像を納めたDVDです。意外と映像はないんですよね。音源はそこそこあるみたいですが、そもそも第2期自体が1年ちょっとの期間しかなかったわけだし。
モノクロ、モノラルで撮影されたデンマークでの映像が中心で、NYでのカラー映像も3曲含まれています。ジャケットにはないのですが、隠し映像的に(といってもトップメニューから入れるのですけどね)第3期のカリフォルニア・ジャムでの"Burn"が(非常に画質が悪いですが)収録されています。
いやしかし凄いです。まあライブパフォーマンス的とかテクニック的には、最近のバンドの方が格段進化しているのですが、この当時の人達ってジャズセッション的なインプロ演奏を普通にライブでやっていて、この映像でもジョン・ロードとリッチー・ブラックモアがインプロで好き勝手やりまくってから、本線に戻る時にイアン・ペイスとロジャー・グローヴァーに合図しているのがよく判ります。それにきっちり反応して合わせるのだから、リズム隊の二人も凄いよね。
ドラム・ソロが中心の曲"The Mule"も収められていますが、イアン・ペイスの名手振りが判ります。といっても25fpsか30fpsで撮影された映像では、イアンのスティックが速すぎてブレまくりで何をやっているのか判り難いのですけどね。手の動きと音が合わないので???と思いながら見ていると...何気に恐ろしいことやってました。
"Somke On The Water"のリフはdown pickingではなくup pickingなのも初めて知りました f^_^;;;
"Burn"のリフも思っていたのとは違う弾き方だったし...。
John LordのB3の音を制御する業も見応えあります。
日本語字幕と解説が不要な方は輸入版の方がお得です。
Deep Purple: Live in Concert 72/73
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