2008年7月7日月曜日

【Mac mini】 1週間使用してみて



LinuxからMac OS Xへと移行して1週間が過ぎましたが、いや〜やっぱりMacはよくできています。ことえりは駄目ですけどね。もう普段Windowsは電源を入れることがあまりなくなりました。

自分で所有するのは初めてですし、これまでは極短時間ちょっと触る程度しかなくて、でもMacそのものは登場直後くらいから興味はずっとあったんですよね。使いやすいけど安定性が悪いとか、ハードの性能がソフトに追い付いてなくて劇遅だとか、あまりいい話は伝わってこなかったけど。
今回も色々と悩んで買ったのが、Core2Duo 2GHz/2MBにIntelチップセット内蔵GPUという貧弱なハードウェアだったので、かなり遅いだろうと思っていたのですが、電源ONして驚きましたね。めちゃくちゃ速い。仕事で使用しているCore2Quad Q6600/4GBにタメはるくらい速い、と思わせる演出が非常に効果的に行われています。よ〜く観察すれば、結構待たされるシーンもちょくちょくあるのですが、それをユーザーが感じないように非常によく考慮されています。この辺りは、長年貧弱なハードで重いOSを動かして来た経験が活かされているのでしょうね。


順序が逆になりましたが、パッケージもAppleらしく粋で綺麗な箱になっています。iPod nanoの時もパッケージの美しさと巧みさに惚れ惚れと見とれてしまいましたが、Mac miniのパッケージもよくできています。
取扱説明書の冒頭の「おめでとうございます」で始まる挨拶文は、ちょっと日本語で書くと演出過多な感じを受けますが、原文の英語だったらそういう感じはしなくて、買ったユーザーは感動するのでしょうね。いずれにしてもWindowsPCではこういう洒落た演出はないですからね。
こういうおもてなしの心は、日本が一番だと言われていますが、実際のところ今の日本製品にこういう心憎い演出はみられないと思います。未だに機能の多さやスペック値の多少でしか、製品の善し悪しを図れない今の日本メーカー、否、世界中のメーカー(の役員さん達)には、結局Appleが何故人気なのかは理解できないのでしょうね。
おしゃれなデザインにだけ目を奪われて、その裏に隠されたものが見えてない状況では、その内にAppleに世界を牛耳られることになりかねないですよ。
iPhoneのアプリ開発を、遊びがてらやりたいと思っているのですが、開発本がまだ洋書しかない上に、その洋書すら発売日の7/11以降でないと売って貰えないのです。仕方がないから、一応発売予定の2冊を予約注文していますけどね。1冊は登録の間違いだと思いますが、発売日が11/7になってるし(苦笑)、ちゃんと来週届くのかな?
その前にObjective-Cはやったことがないので、Objective-Cを勉強しておこうと本を買いました。
しかし噂には聞いていたけど、全然Cじゃないですね。C++とかJavaとかC#なんかは、オブジェクト指向知らなくてもCの経験が豊富であれば、勘でコードを読むことが可能です。けどObjective-Cはオブジェクト指向な部分が全く別の世界で、さっぱり読めません。Cのライブラリ関数が使用できるSmalltalkという方がいいのでは?という感じです。Objective-Cという名前から、C言語の経験があれば習得可能な言語なんだと思わされてしまいますが、実際には真にオブジェクト指向を理解していないと習得は難しいでしょうね。
まあ確かにその方が、オブジェクト指向を理解しなくても、C言語のやり方で書けば取り敢えず動くプログラムが書けてしまうC++よりは、いいのかもしれません。C++での開発現場みたいに、いくら綺麗にクラスやインターフェースを設計しても、それをぶち壊しにしてくれるような真似ができませんからね。

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