車やレンズに限らず、機械製品の精度に関しては、ドイツ製の精密さがよく言われます。
第一次世界大戦前後くらいまでは、ドイツ製品というのは安かろう悪かろうの代名詞だったそうです。それではいかんということで、TUVのような消費者団体が厳しく製品の品質チェックをするようになったり、製造業においてもマイスター制度の導入や、徹底的な検査による品質管理を導入し、今日の神話を築くまでに至ったということです。
まあそのドイツ車も、最近はトヨタ式品質管理を導入するようになり、昔のような30万km走行してもまだまだ大丈夫という(日本のメーカーいうところの)過剰品質に溢れた製品造りも段々なくなってきているのですけどね。
今月のGERMAN CARSでドイツ車の精密さをパーツから探ろうという特集をしていたので、今までこの雑誌は買ったことはなかったのですが、面白そうなので買ってみました。
でもまあ予想通りというか、10〜20年前のドイツ車について語られていて、最近の車種については述べられていません。専門ショップの方達も、最近の車種についての話は避けている感じです。或いは編集部の方で、カットしたのかも知れませんけどね。
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