2008年9月1日月曜日

神々の「Web3.0」 / 小林雅一



現在のWebシステムは、その機能が初期のWebから大幅にアップしているので、2.0と呼ばれています。
Webはまだまだ現在も成長途中で、より機能アップした3.0もそろそろ見えて来る頃です。
その来るべきWeb3.0は一体どういうものかを予想しようというのが、本書の趣旨です。

でもまあ結論からいうと「判らん」ってことよね。
インターネットで収益を上げる方法としては、「広告」以外はまだ見えてきていません。
#ネット販売も広い意味での「広告」ですし。
逆にいえば、ラジオ時代に発明された「広告料を使ってコンテンツを無料で一般大衆に配信する」というビジネスモデルは、如何に凄い発明であったかという証明でもありましょう。

携帯電話にはそのビジネスモデルを覆す可能性があるのですが、今のところその方向性を実現しつつあるのは、iPhoneくらいなんですよね。Docomoやauが着うたとかゲームコンテンツの配信で、ある程度実現はしていますが、日本国内という極狭い市場でしか実現できないのでは、Web3.0にはなれません。

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