2008年11月20日木曜日

異次元の刻印-人類史の裂け目あるいは宗教の起源 / グラハム・ハンコック



世界的ベストセラーになった神々の指紋のグラハム・ハンコック氏の最新作です。
あれだけ話題になった後なのに、ひっそりと書店に置かれているのを不思議に思いつつ買って来ました。
読んで話題になっていない理由は判りました。
冒頭からいきなり(合法的ではあるけど)麻薬体験とそこで見た幻覚についての話から始まり、古代洞窟の壁画の話、宇宙人に誘拐された人々の話、中世の妖精や天使の話、etc。怪しい話のオンパレードですから。
しかしながら、これらの体験者の経験談が全て共通のモチーフに綾取られているのは何故か?そこに本書の眼目があります。
幻覚物質で誘発される感覚が捉えているのは、ひょっとするとCERNがLHCを使って見つけようとしている余剰次元の世界なのかも知れない。その仮説が証明されることはあるのでしょうか?

異次元の刻印(下)-人類史の裂け目あるいは宗教の起源


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