2008年12月14日日曜日

【BMW雑記帳】Big3崩壊へ

Big3救済法案は、結局上院で採択されず廃案になってしまったとのこと。これでBig3が倒産することはほぼ確実です。Chapter11が適用されれば、再建への道が開けるのでしょうけど、高い給与、保険、年金を、労働組合が諦めなければ、それも望み薄。
残された資産、工場とか研究施設とか知的所有権、などは、債権者が、日韓欧などの自動車メーカー各社に、少しずつ売り付けて回収することになるでしょうか。
いずれにしても、アメリカから自動車メーカーが消えてなくなってしまうということになりますね。
そうなると、アメリカ人は現地生産の日本車、韓国車や欧州車を購入するしかなくなるわけで、日本にとってはチャンスと言えるかもしれませんが...そこへ至るまで、日本のメーカーの体力が続くかどうかですね。トヨタは大丈夫でしょうけど。日産、ホンダもなんとか持つだろうけど、他は果たして。

お陰で急激な円高になっていて、原油が下がっていることもあって、日本国内のガソリン販売価格が急落しています。そのせいか再び道路が渋滞するようになってきています。製造業は人を思いっきり減らし始めているようですが、ずっと人手不足だったサービス業系の会社が、優秀な人材を確保するチャンスと、雇用を増やしているそうです。
仕事を選ばなければ、雇用そのものはあるみたいです。いつまで続くかは判りませんが。


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