2009年2月8日日曜日

レッド・ツェッペリン 熱狂のライブ



34年前に劇場公開されたライブ映像にプロモーション映像を重ねて編集された映画です。
当時学生だった私は、ロック好きの友達達と連れだって観に行った、懐かしい作品です。
とはいえZepが好きかと言われると、そうでもないのですよね。何しろCDを1枚も持ってないし(苦笑)
20年くらい前にリマスターCDで全作買ったことはあるのですが、買って1回聴いただけで1年以上経っていることに気が付いて、他のCDと一緒に処分してしまい、それ以来Zepは買ってません。
同時期に活躍して、今では同じようにHard Rockの元祖として、カリスマとして君臨している、Deep Purple,
Black Sabbath, Judas Priestなんかは、iPhoneに入れてしょっちゅう聴いているのですけどね。


Zepの曲自体は好きなのも多いのですが、何故なのかと考えていて思うのは、Deep Purple,
Black Sabbath, Judas Priestは、その後多くのフォロワーを生み、現代の様式美Hard RockやHeavy Metalへと続いているのに対して、Led Zeppelinのフォロワーというのはあまりおらず、現代のRockにその系統を残していないのですよね。
1970年を境にRock界には大変化があったのですが、Led Zeppelinというバンドは1960年代後半のRockの集大成というか延長上にあるもので、最後の生き残りみたいな感じなのではないかなと。
実際、Jimmy Pageは当初Yardbirds再結成を目指していて、The Whoを辞めたがっていた Keith Moon / John Entwistle と組む予定で、その話し合いの時にKeithが "Led Zeppelin"=「鉛の飛行船」というバンド名を提案したというのは有名な話です。
それとフォロワーが生まれなかった原因として、Jimmy Pageのギタープレイがギターキッズの憬れではなかった、てのも多いな原因なのかも(爆)。
でもJimmy Pageかっこいいんですよね。ステージ上で低く構えたサンバーストのレスポールをかき鳴らす姿のかっこよさは、天下一品!
WネックのSGを弾いたり、バイオリンの弓で弾いたり、テルミンを使ったり、音楽性とステージ映えの両立に関しても素晴らしいセンスを披露してくれます。
でもRobert Plant抜きで、本格再結成するって話はマジですかぁ?Pageさん。

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