原題は「Quantum of solace」ですが、邦題は原題と同じ意味で、しかも日本語のタイトルとしてもちゃんと意味が通っているという、日頃センスのない邦題ばかり付けている日本の配給会社にして非常に珍しくよいタイトルが付いています。
劇場で見たかったのですが、諸事情で観に行けず、その悔しさもあってBul-ray版の方を買いました。やっぱりBlu-rayの映像は非常に美しいです。前作もBlu-ray版を買えばよかったな。
DVD版はこちら。
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今回のボンドガールはオルガ・キュリレンコというスラブ系の女優さんですが、肌を黒く焼き髪の毛も黒く染めて、ラテン系の女性を演じています。また007シリーズで初めて、ヒロインがボンドとベットを一緒にしないという前代未聞のストーリー。(とはいえボンドはしっかりと別の脇役女性と寝てますけどね)
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それにしても、ダニエル・グレイグは、ジェームズ・ボンドとしてはどうにも違和感ありまくりで、007シリーズとしては楽しめません。007シリーズではない、別のスパイ・アクション映画として観れば、非常に楽しめるのですけどね。
Mがジュディ・デンチになってからは、MI6に他の組織のスパイが入りまくりで、ボロボロですね。
「昔は悪い奴といい奴の区別がはっきり付いたが、今はそれが付かない」
「今の世の中は悪人しかいない。悪人でも取引ができるならするしかない」
みたいな台詞も出てきます。
007シリーズが、昔と同じになれないのも仕方がないか。
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