2009年6月7日日曜日

【ZIESSコラム】Distagon 2,8/21mm ZF



5月20日の発売直後に購入していたのですが、撮影に出掛ける機会がなくて、やっと作例をアップすることができます。
CONTAX時代のD21/2.8からレンズ構成が(13群15枚から13群16枚へ)若干変更になっていて、MTFが向上しています。元々10本/mmはほとんど上限に張り付いた特性だったので、あまり変わっていないですが、40本/mmが大きく向上しています。
超広角で異常分散レンズを採用して倍率色収差を低減しているのも、フローティングで撮影距離による性能低下も防いでいるのも、CONTAX版と同様です。
CONTAX時代は確か実売が20万円を超えていたと思います。それ故に私は欲しいと思いつつも、結局買わず仕舞いでした。今回は実売が15万円を切ってますので、かなりお買い得になっていると思います。(何故か未だに価格.comには登録されていませんが)

CONTAX時代のD21を1回だけ借りて撮影したことがあるのですが、かなりカリカリにシャープな印象が強いレンズだなぁと思いました。
今度のZF版は、シャープではあるけどカリカリという印象もなく、気持ちのいいシャープさになっている気がします。

太陽をもろに入れてもびくともしない耐逆光性の高さには驚かされました。
(注)真ん中に黒いゴミのようなのがありますが、ゲイラカイトです。このサイズだと撮像センサーに付いたゴミに見えますね。
 最短ではシャープさと柔らかさが程よく同居しています。

どちらもD3にて撮影。Apature2でRAW現像していますが、色温度のみ調整して、sRGBにてJPEG出力しています。

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