2009年7月16日木曜日

少量部数写真集製作



私は昔から、モデルさんに撮影した写真をアルバムにして差し上げているのですが、ここ最近はAppleのプリントサービスを使ってアルバム制作をしています。
Aparture2でRAW現像して、そのままアルバムに画像を貼り付けられるのが使いやすく、PDFに出力したりビデオにしたりして、iPhoneでアルバムを閲覧することもできるので、非常に便利なのです。肝心のプリントもオフセット印刷品質のレーザープリントで、なかなか綺麗ですし。
で、そのアルバムをとあるモデルさんに渡したら、「これ売りた〜い!売りましょうよ、売れますよ」とのお言葉。Appleのプリントサービスは数冊なら安いのですけど、何十冊にもあると割高になるんですよね。


色々と値段を調べていたところ、数年前から年賀はがき印刷を頼んでいる印刷の通販(R) グラフィックのレーザープリンターを使ったオンデマンド印刷の少部数冊子印刷がリーズナブルだと判明。
版下は自分で作らなければならないのですけどね。
版下作成も、はがきや16頁程度までの冊子ならIllustratorでいいのですけど、40〜50頁くらいの写真集を作成するとなると、InDesignが必須。
写真関連の作業環境を、この1年間掛けてMacに移行する最終課程として、AdobeのPhotoshopとかもMacに移行という課題が(Windows版からMac版へのUpgradeがなくて新規購入になってしまうためなかなか踏み切れずに)残っていたのですが、これを機会にMac版のCreative Suite 4 - Design Standardを購入しました。
まずはオンデマンド印刷の品質を確かめるために、写真集の予告編なるものを全8頁で25部作成することにしました。
グラフィックのサイトにある、チェック用のプロファイラや手引き書に従って、無事PDF/X-1a形式の版下原稿を作成し、グラフィックの原稿チェックも問題なく完了し、本日到着。
印刷品質的は、Appleの写真集と同じ程度。
AM印刷の網点がありますが、週刊雑誌などの網点よりは、一回り小さいです。とはいえ、FM印刷のオフセット印刷に比べると、ちょいとざらついて見えるのはしかたないですね。
この試し制作した8頁写真集をモデルさんに見せて、何頁のものを何部作成するかを決めることになります。
果たして本格的に制作までこぎ着けることができるか?こうご期待。

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