4月に購入したPHOTO TOOLSの蛍光灯照明は、消費電力36Wで明るさ200W相当という蛍光灯を、照明器具1灯につき6本使用します。
しかしスタジオ内に固定して置くならともかく、私みたいに撮影場所に照明器具を持参する者にとっては、この蛍光灯の本数の多さは撮影上のネックになっています。
とはいえ通常の口金サイズE26の蛍光灯は、消費電力21Wの100W相当くらいまでで、PHOTO TOOLSの200W相当よりも明るい蛍光灯は見あたりませんでした。
が、別の写真用品販売サイトのプロ機材ドットコムを見ていた時に、消費電力70Wのタングステン換算350W相当というのを販売しているのを見つけました。
早速購入して、RIFAやPHOTO TOOLSの200W相当との明るさを比較してみました。
SEKONICの入光式露出計L-408を使って、デュフェーザー面から1mの所で、露出を測りました。ISO100 1/15secでの絞り値を測定しています。
RIFAは発光面40x40cmで300Wのハロゲンランプで、F4.0+2/3になりました。
蛍光灯式は発光面50X70cmです。
70W x1 F2.8+1/2
36W x1 F2.0+2/3
36W x2 F2.8+1/2
36W x4 F4.0+1/2
36W x6 F5.6
70Wが1灯で、36Wの2灯と同じ露出なので、蛍光灯同士では消費電力がそのまま明るさの差になっています。
RIFAとでいくと、36Wの4灯で同じ露出になっていますが、発光面がRIFAの方が小さくて拡散率が低い(つまり実際に撮影する時は、50x70cmよりも被写体から離して使わなければならない)ことと、色温度が低いため蛍光灯よりも1段程度明るい露出で撮影する必要があるため、実際には36W x2もしくは70W x1に等価になります。
ハロゲンに比べると、蛍光灯がいかに巨大か判ると思います。
取り敢えずは70Wを1本入れたのを2灯の体制で行こうかなと。36W複数だと、写真下の八手のようなのが必要になりますが、これもまた嵩張るので。
0 件のコメント:
コメントを投稿