2010年8月29日日曜日

レポメン / エリック・ガルシア



人工臓器問題をテーマにした小説かと思ったら、違いました。まあ一応、人工臓器移植が普通のことになった近未来を扱っているし、主人公もそれに関わる仕事に就いているし、それらしいのは確かなんだけど、最後の落ちは微妙にそれとはずれています。
正直、作者が何を訴えたかったのかが今一つ理解できません。
主人公の回想シーンもランダムに突然始まって終わるので、読んでいてちょっとイライラすることもあったので、余計にテーマが結局なんだったのかが暈けてしまっている感じ。


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