歴史書のコーナーに山積みされていたので、歴史解説書だと思って買ったら小説でした(笑)まあ、内容的には小説の形を取った、歴史の謎の解明論文ですけど。
そういや「逆説の日本史」が歴史小説のコーナーに置いてあったこともあるんだけど、書店担当者の方には、もうちょっと歴史解説書と歴史小説の区別をきちんと付けて欲しいと思います。
さて、本書はまともに歴史書として発刊したら、国内外の学者さん達から大批判を食らうような内容だと思います。しかしながら、隠されたというか現政権の威厳を守るための嘘を引っぺがして、かなり真実に近いところに迫っているのではないかと思わされる内容です。
純粋に歴史研究の書として読んでも大変興味深い本だと思います。
面白さに一気に駆け読んでしまいました。
歴代の大陸政権に、所謂「漢民族」が担ったのは現政権が初めてというのは、興味深いです。秦、元、清政府が漢民族支配ではないことは知っていましたが、それ以外も全てそうだとは知らなかった。詳しくは本書で。
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