数年前からマガジンXで予想されていたトヨタの大量リコールがいよいよ現実になってきました。プリウスのブレーキ問題で騒がれたのを契機になっているのか。
今回のブレーキの大量リコールはトヨタだけではなく、同じ部品メーカーの同じ部品を使用しているホンダも、リコールを出しているようです。
コストダウンを優先しすぎて、安全性や品質を疎かにしたツケが回ってきたということですね。
トヨタといえば品質管理ですが、品質管理というと「品質を向上する」と思われ勝ちですが、実際には「どこまで品質を落としてコストダウンできるか」を追求するのが品質管理なのです。
最初は見た目の品質だけ向上させてユーザー満足度を上げて、見えない中身の品質を落としてコストダウンをしていたのですが、もちろん耐久性や安全性を落とさない範囲で行っていました。それがいつの間にか儲け主義に走った経営者連中が、安全性や耐久性を無視して、過度のコストダウンを要求し、このような結果になったわけです。
お坊ちゃま社長が、トヨタの経営を技術優先に回帰して、真の意味でユーザー品質を高めた製品作りをしてくれるようになるといいのですが。
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