三陸沖地震で騒然としながら帰宅し、新聞を読んでいると、坂上二郎さんの訃報が目に飛び込んで来ました。
子供の頃はコント55号は絶大なる人気を誇るお笑いアイドルで、55号が解散になってからも、坂上さんは俳優として数々のドラマで好演をして、多くの笑いと涙をもたらしてくれました。
コント55号の凄さは、その舞台がアドリブのみで台本なし、というところでしょうね。
二人が一つでも多く客を笑わせようと張り合い、もう終わるかなと思ったら更に続き、延々と笑わされ続ける。
解散後の萩本さんのインタビューで「これで終わろうと帰ろうとしたら、二郎さんが笑いを取るから、こっちも負けられなくて、また戻って笑いを取って。それで帰ろうとしたら、また二郎さんが笑わせるから...」というようなことをおしゃっていました。これ読んで「え〜、じゃあ、あれは全部アドリブだったの?それでなんであんなに息が合ったコントができるんだ???」と驚いた覚えがあります。
あの二人だからできたコント。後にも先にも、コント55号だけです。こういうのをケミストリーというのでしょうね。
ご冥福を祈り、合掌。
0 件のコメント:
コメントを投稿