幕末の歴史物を読む度に、不思議で仕方がなかったのが、孝明天皇とその息子である明治天皇の性格が余りにも違いすぎて、親子とはとても思えないことでした。
本書で上げられている説は、以前何かで読んだ気がしますが、もし本当にそうであれば、先の思いがすっきりとします。
現在残っている宮家が明治天皇の系統だけで、それ以前の宮家が残っていないのも、孝明天皇以前と明治天皇以降で、血統の断絶があったからか?と思っていたのですが、こちらは太平洋戦争敗戦時にGHQにより皇族の解体が行われた時に、昭和天皇から血統の遠い宮家を臣籍降下したからみたいですね。
明治初期の貴族や大名を、片づけた時に一緒に廃絶されたわけではないと。
幕末 維新の暗号(下) 群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか (祥伝社文庫)
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