2011年6月19日日曜日
【BMW雑記帳】BMWの最新技術
MotorFan illustrated Vol.57は「ブレーキのテクノロジー」がメイン特集ですが、BMWの最新技術の記事も少し掲載されています。
「最新エンジン・トピックス」という特集の中で、何回かBMWエンジンについて出て来ています。
私的に興味深かったのが、アルミ鋳造の砂型についてのレポート。砂を固めるバインダーを有機溶剤から無機溶剤に変更して、ゼロエミッションを達成したとこのことですが、その副次効果でアルミブロックの強度も高めることができたのだとか。
またX1 23dのエンジンについての解説がありますが、このディーゼルターボエンジンはなんとシーケンシャル・ターボなんだそうで。ディーゼルは日本にはほとんど入ってきていませんから、雑誌でも取り上げられることがなくて知らなかったけど、乗用車用のシーケンシャル・ターボというと、バブルの頃にマツダがやったことがあるくらいだったと思います。理論的には優れているのは判っていても、実用化しようとすると色々と大変なんですよね。
ディーゼルが人気の欧州ですが、ここ最近は、過給ダウンサイジングのガソリンエンジンが、ディーゼルのようなトルク特性(低速域からぶっといトルク)を持つようになってきたため、ディーゼルの人気が落ちてきているそうです。あちらではガソリンと軽油の値段が変わりませんし、過給ダウンサイジングしたガソリンエンジンの燃費は、ディーゼルターボと同じくらいにいいですからね。
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