2011年11月8日火曜日

スノーボール・アース 生命大進化をもたらした全地球凍結 / ガブリエル・ウォーカー



先カンブリア紀には多細胞動物の化石や痕跡が見られず、その直後のカンブリア紀に入ると、一気に多細胞動物が増え、大進化を始めます。
その原因はまだわかっていませんが、先カンブリア紀には地球全体が凍結していたため、生物の進化が単細胞生物のまま止まっていたのではないか、という説があり、それがこの本で書かれている「スノーボール・アース説」です。

本当に地球全体が凍結して氷に閉ざされた星だったのか。
地質学的と生物学的の両方から示される証拠は、それが実際にあったらしいことを示しているようです。
現時点では、まだ仮説の域で定説とはなっていないようですが、近い内に定説となるかもしれません。

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