2012年8月26日日曜日

【Android】【iPhone】SamsungがAppleの特許を侵害との判決

どういう特許で争っているのかという報道が今までなかったのですが、判決が出たことで対象となっていた特許が報道されています。
・特許381(スクロールの最後で跳ね返る)
・特許915(1本指でスロール、2本指でピンチ、ズーム)
・特許163(タップしてズーム)
これらは元々はFingerWorksという会社で開発され特許となっていたものですが、Appleが会社ごと買収して、現在はAppleが権利を所有しています。
iPhoneはこの特許と技術があったから製品化できたといって過言ではないくらいの重要な特許なんですね。

GoogleがAndroidを発表したときに、これらのタッチ操作に関する特許の使用権について、Appleとどう折り合いをつけたのかな?と不思議に思っていたのですが、結局何も対策を考えずにやっていたということですね。
AppleがGoogleを訴えずに、端末メーカーを訴えたのは、GoogleはAndroidの開発を行っているけど、ソースコードなどを販売しているわけでもないし、研究開発レベルであれば特許を侵害したとは認められないからだと思われます。
今回の判決で、今後Android端末を米国で販売しているメーカーは全て対象となるでしょう。
Samsungは今後の機種に関しては、この特許を回避したものを発売するとのことですが...これ使わなかったら、タッチ操作はほとんど何もできないと思うのですが。

日本の携帯端末メーカー各社も影響が...米国での販売をしていないから大丈夫か。
日本国内では、確かこのFingerWorksの特許が成立しているのかな...どうだろうか?

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