2012年11月25日日曜日

【ZEISSコラム】年賀状用写真の選択

京都の紅葉がちょうど見頃とおけいはん 紅葉の見頃情報に出ていたのと、本日は快晴なりで、見頃内まだ行ったことのない男山の石清水八幡宮へ行って来ました。
毎年この時期には年賀状用の写真を撮影に行くのです。
でも、京都の紅葉も綺麗に紅く染まっているのはなかなかなくて、今回もほとんどが黄色い紅葉ばかりでした。

年賀状用の写真って、結構難しいのです。
送る対象が写真を趣味にしている人だけではなく、ごく普通の人が大半なので、普通の人が観ても綺麗な写真で尚且つ写真が趣味の人をも感心させられる必要があります。
そして年賀状ですから、新年のめでたさを感じさせることも必要。
更に構図的に、新年の挨拶と住所などの文章を配置する空間には、中心となるテーマのものを置かずに、何もない背景になっている必要があります。でないと、文字が見難くなりますからね。
これら全てを満足させられる写真というのは、かなり難しいです。

これに加えて、私の場合、その前の年に購入した機材(カメラ&レンズ)で撮影するという条件も加えています。
まあカメラかレンズのどちらかが、新たに購入したのであればいいことにしてますが、写真仲間にこんなのを買ったよ〜と知らせるのを兼ねているためです。

今年はD800EとDistagon T* F1.4/35mm ZF.2の組み合わせで行こうと思ったのですが、35mmの広角で紅葉を撮影してうまくまとめるのはやっぱり難しいですね。
全体的に綺麗に紅くなってくれていればいいのですけど、黄色い中にちょっとだけ紅いとか、まだ緑のが多い中に紅と黄の葉が混じっているというような状況だったので、引きで撮ると決まらない。
寄って撮れる場所のは全部黄色で紅いのがいくら探しても見当たらない。(紅いのは全部上の方で、広角で撮ると余計な枝や黄色いのが入り込むのです)

まあ今年の年賀状が黄色混じりの紅色だったから、来年のは全面黄色でもいいかなと割り切ることにしました。

綺麗に紅く色付かないのは、温暖化で夏の暑さがずっと残ったままでなかなか寒くならないからだ、という説もあるのですが、どうなのでしょうね?
もう15年くらい前から、この季節には京都方面へ紅葉撮影に行くのですが、綺麗に紅く染まったことがないです。

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