2013年1月9日水曜日

FlashからHTML5に移行して、再度Flashへ

1年半程前まで、Web製作にMacで簡単にFlashコンテンツを作成できるiD for WebLiFEを使用していましたが、これは本来Power Macでしか動作せず、Intel MacではRosettaが必要で、LionでRosettaが切り捨てられたために使えなくなりました。
また世の中の流れとして、iOSがFlash再生をサポートしないこともあって、「これからはHTML5だ!」という方向に行っており、そのためBiND for WebLiFEのHTML5テンプレートでのWeb製作に、全面的に切り替えました。

が、ここのところTIZENとかFirefoxOSとかChromeOSとかを搭載した携帯端末の噂が流れ、それらの上で動作するアプリはHTML5によりWebアプリになるということで、HTML5の調査を始めたのですが...こいつがどうしようもなく使えない。
何よりもブラウザによる動作の違いがあり過ぎます。HTML5のAPIで、動くものと動かないものの差があり過ぎる。
新春の日経新聞に、docomoがTIZEN端末をリリースするとのニュースが出ていましたが、あの貧弱で制限だらけのAPIでdocomoのサービスが実装できるんだろうか?Cでゴリゴリとネイティブアプリを作らないと駄目なんじゃないかなと思いますが。
#そういう意味では、Ubunts携帯の方が、最初からC/C++なのでやりやすいと思う。

更に一年程前に、PuffinというiOS上でFlashコンテンツ再生が可能なブラウザが登場しており、iPhoneやiPadでFlashコンテンツ再生も普通にできるようになっているんですよね。

なので、一度HTML5へ行った人達が、またここのところFlashに戻って来ているのです。
Adobeのツール類も馬鹿高い値段でしたが、月々5,000円(旧バージョンを持っている人は、最初の12ヶ月間は月3,000円)で、ほとんど全部のツールを使い放題なコースがあるので、Flash作成ツールのコスト的な障害も低くなりました。

年末にもうCS4からの切替はこれで最後ということで、CS6にアップデートして月々コースにしました。
そしたら、InDsign CS5から、Flashを書き出せるようになっていたんですね。
Webコンテンツを指定して作成して、Flash書き出しすれば、取り敢えず写真アルバムは作成できました。
もうちょっと色々と工夫できるらしいけど、今は時間的に凝ったこともできないので、こんなもんかなということで。
一応、BiNDに乗っけることもできましたし。
#InDsignが書き出したhtmlを切り出して、BiNDの中に貼り付け。
#swfをBiNDのソースに置くと、自分が管理していないファイルは削除する仕様になっていやがるので、別途サーバーへ直接ftpする必要がありましたが。

10年後くらいならHTML5も使えるようになっているんでしょうかねぇ。
ただ現在策定中の仕様を見ても、DRMなものが一切なくて、コンテンツを保護することができなさそうなので、それが解決するまでは、FlashとPDFが根強く残ることになりそうです。

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