2013年4月15日月曜日

月は誰が創ったか? / クリストファー・ナイト アラン・バトラー



月と太陽の見かけの大きさがピッタリと同じで、皆既日食という全宇宙規模で考えてもおよそあり得ざる奇跡を、我々は観ることができます。
地球と月、太陽の、この偶然の関係を追っていくと、とても偶然とは思えない一致が数々飛び出してくることから、昔から月は人工物だと説があります。
筆者達は、月が(そしてそもそも太陽系そのものが)地球に高い知能を持つ高等生物を生み出すために創られたと主張しています。
誰が?というところでは、ちょいと異論はあるんですが、月の役割については否定できません。
昔から皆既日食という、驚嘆すべき奇跡が起こるなんて、神様が月を創ったという以外考えられなかったですしね。
そのため、色んな方がSFの題材として、真面目な学説として、月は人工物説を唱えています。
果たして、月の正体を人類が解き明かす日は来るのでしょうか?

ところで本書のメインテーマとは関係ないのですが、地球の公転速度はこの数千年間ずっと減速していたのが、1999年にたしぬけに止まったそうです。
また2004年末にスマトラ南西部で巨大地震が発生したせいで、地球の自転周期が3マイクロ秒縮まり、地球の傾斜角が2.4センチ増したそうです。
2000年を超えた辺りから、地球の平均気温の上昇も止まっているのですが、これと関係あるんでしょうかね?
妙に気になったよ。

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