2014年9月17日水曜日

【ZIESSコラム】久々にZMレンズが登場、Distagon T* 1,4/35 ZM

今年はフォトキナ開催ということもあるんでしょうけど、Loxia銘でFEマウントのF2/50mmとF2/35mmを発表し、Otus銘でZF.2/ZEのApo Planar F1,4/85を発表し、そして今回はかなり久しぶりにZMマウントのDistagon F1,4/35mmが登場です。

Distagon T* 1,4/35 ZM (公式サイト)

データシート(PDF)

現在発表されている資料からすると、ZF.2/ZEのDistagon 1,4/35のように、フローティングや非球面や異常分散レンズなどは一切使っていないようです。
それでいながら、解放のMTF特性はより高くなっており、歪曲は最大約0.6%と小さくなっています。
バックフォーカスを伸ばすDistagon方式でも、バックフォーカスを短くすることで性能が上がるということがよく判りますね。

レンジファインダー用なので、最短が0.7mとちょっと物足りないかも知れませんが、コシナのClose Focus Adaputerを使えば、十分に寄れるようになるでしょうね。
「EUR 1.679,84 or USD 2.290,00」とあるので、日本だと24万円くらいでしょうか。
特別なガラスとかを使っていない割には、ZF.2/ZEよりも高価になりそうです。

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