結果的に負けてしまったから「何であんな無謀なことをしたんだ!」と今は言われるのですが、開戦当時はマスコミも国民も「アメリカなんて一蹴できる!」と信じてたんですよね。
実際のところ、勝とうと思えば勝てたというよりも、倉山さんに言わせれば、負けるはずがない戦争をわざわざ負けた、ということになります。
いつの時代でも、現場は非常に優秀だが、官僚は例えようもないくらいにあほ揃い、というのが日本で、今の日本が長い不況から抜けられないのも国際的な信用をなかなか得られないのも、偏に官僚と政治家が無能揃いだからですよね。
日本の工業製品の質の高さは、世界でも折り紙付きなのに、実際にそれが日本製品のブランディングに繋がっておらず、中華製や朝鮮製の製品との区別を欧米人に付けて貰えていないのも、経営者があほ揃いだからですな。
結局の処、日本人というのは、戦術と戦略の違いが全く分かっていない、目的と手段が入れ替わって何のためにやっているかを忘れる、ために勝てる試合を負けてしまうのです。
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