2017年4月13日木曜日

神の時空 鎌倉の地龍 / 高田崇史



高田氏の新シリーズがいよいよ文庫化です。
本シリーズでも怨霊がテーマになっています。
鎌倉に眠る怨霊が、今回のテーマです。
鎌倉と云えば源頼朝が開いた鎌倉幕府なわけです。
鎌倉幕府の源氏将軍は三代で潰えたのですが、何故に北条政子が自分の息子を虐待するようなことをしたのか、昔から不思議だったのですが、本書でその答えが出ました。
今まで読んだ書籍には、その結論に関する証拠のようなものが一切なくて、山勘に近い予想ではあったのですが、私が朧気に考えていたことが正しいという証拠が提示されていて、スッと胸の支えが取れた感じです。

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