神林作品を読むのは6年振りになります。
ここ最近、新作を見掛けないなぁと思っていましたが…そんなに間が空いたか。
とはいえ、21世紀に入ってからは、作品発刊のペースが堕ちているようで、ここ10年くらいに読んだのは、80年代の短編集とかが中心っぽいような。
さてそんな久々の神林小説ですが、かなり難解です。
海賊シリーズのようにはちゃはちゃと難解さの入り交じったようなのと、対極的に難解さを詰め込んだような作品です。
途中から、ん〜こういうことなのかなぁ、というのは見えてくるのですが、そこからも神林さんの表現したいことにまでは、途中ではたどり着けませんでした。
最後の最後で、やっと、ああこういうことかというのが説明的会話で判ると。
人の意識…自分が自分であるということは…というのがテーマなのですが…これ以上書くとネタバレになるので、読んでのお楽しみということで。
ちゅうか、私の貧困な説明能力では、要約して巧く説明できません。
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