2018年5月23日水曜日

マツダがBMWを超える日 クールジャパンからプレミアムジャパン・ブランド戦略へ / 山崎 明



いやいや、全く以て同感です。
いつの日かマツダがBMWと並び、更には追い越すプレミアム・ブランドになるのではないかと信じて、長年乗っていたBMWからMazdaに乗り換えたわけで。
今はまだまだですけどね。

日本の経営者がブランドの価値観とか意味が判ってないということに関しても、常々このBlogで書いてきたことなので、その点でも同感です。
ただね、日本人って、今は一億総下流家庭の貧乏人だらけで、大企業の経営陣も下流家庭出身か成金家庭かどちらかしかいないんですよね。
本物の上流階級は、明治維新と大東亜戦争敗北で、壊滅状態になっていますから。
で、本物のブランド価値というのは、生まれた時からの環境がないと理解できないものだと思うんですよね。
#なので、当然私にもブランドの本当の価値なぞわからんのです。

明治維新により、殿様がいなくなり、全ての国民が平等に命令に忠実な兵隊になる教育を受けるようになった結果、真の指導者を育てる教育が行われなくなった、とおっしゃった歴史家がおられますが、そういう意味でも一般の貧乏人には本当の高級品はわからないのですよね。
本書でレクサスが迷走してブランドの確率ができていないことを指摘されていますが、これもレクサスが日本上陸した時から、トヨタの人材に高価格品と高級品の区別が付く人はいないだろうと書いたと思うのですが、まあ要するにそういうことですな。
レクサスを始めた頃は、BENZと同じ高級感を半額のお値段で、という謳い文句があったのですが、今ではレクサスの方がBENZよりも高価格になってきています。
でも、中身はトヨタだからね。そんなもん、買わないよ。BENZ買いますよ。

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