2018年5月13日日曜日

もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」 / R・ダグラス・フィールズ



脳を構成する要素としてニューロン(神経細胞)は有名ですが、それを支える梱包材のように思われていたグリア細胞があるのですが、最近の研究では主役と思われていたニューロンではなく、大して役に立っていないと思われていたグリア細胞こそ主役ではないかというのが判って来たそうです。
何にしても、脳の働きに関してはまだまだ判らないことだらけってことですね。

分厚いページ数なので、読むのに時間は掛かるのは仕方ないのですが、どうも欧米の科学者による一般人向けの解説書というのは、やたらと長くて回りくどくて判りにくい例え話をしたがる傾向があるように思います。
いや、それならそれで、そこをストレートに書いてくれればええのに、ここまでの話はなんやってん?と言いたくなるような場面がちょくちょくあるんですよね。
何を説明したいのか判らないまま、数ページ以上も無駄話を読まされる辛さ…なもんで、余計に読むのに時間が掛かってしまう。
日本の研究者の方の方は、そういう余計な例え話は殆どなくて、例えるにして難しい説明の後に「要は……」という感じで例え話が来るので、何を説明しようとしているのか意図が分かった上なので理解しやすいんですけどね。
一体、何の話か判らんまま延々と読まされて、その後のやっと本題が始まる。その本題の説明もダラダラと長いし。
欧米ではそういうのが判りやすいと好まれるんでしょうかねぇ?

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