2019年1月4日金曜日

逆説の日本史24: 明治躍進編 帝国憲法と日清開戦の謎 / 井沢 元彦



つい先頃、明治天皇の世界史 六人の皇帝たちの十九世紀を読んだばかりですが、逆説の日本史24巻はちょうど同じ時代の解説になります。
両書とも、清の西太后が亡国の君であるのに対して、明治大帝が世界でも有数の名君であると評されていると思います。
明治天皇でなかったら、果たしてこの時期の亜細亜において、日本が独立した国家として生き残ることができたのか?と思ってしまいます。
冗談抜きで、打つ手を間違っていたら、この時に日本という国はなくなり、清か露西亜の領土になっていた可能性も高いのです。
#まあ、下手に清と露西亜に連勝したので、調子ぶっこいて米国から売られた喧嘩を買う必要もないのに買ってしまうのですが。

民主主義の理想は共和制だと思いますが、世界の共和制の国を見て、果たしてそれで上手くいっているのか?
社会主義、共産主義国は、今の人類の知的水準では成り立たないことも証明済み。
その中で立憲君主というのが一番巧く行っているのかな?という気がします。
歴代の天皇が平和主義で民を大事にするから、日本は辛うじて巧くいっているだけで、欧州の立憲君主国はどうかは別ですが。

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