2019年7月17日水曜日
太陽は地球と人類にどう影響を与えているか / 花岡 庸一郎
太陽の黒点活動が地球の気候に影響を受けている可能性は高いのですが、その原理というか仕組みについてはまだまだ未解明のようです。
色々な要因が絡まって影響を与えているらしいので、単純に黒点の数や面積を観測して分かるものではないと。
黒点活動と太陽フレアの発生は関連性があるらしいのですが、フレアが発生すると粒子が大量に放出され、それが地球のオゾン層に影響し…というシナリオも有望なんだそうです。
実際に過去何度も通信障害が発生していたりするので、太陽フレアは現代社会へ多大な影響を与える可能性があります。
太陽フレアにより、地球の地磁気にも影響があるそうで、地磁気の増減(ホンの数%くらいだそうですが)によって、海や地殻を流れる電流が(フレミングの法則により)増減するんだそうです。
地殻を流れる電流が増減するってことは…地震の発生は太陽のせいかもってことですね。本書ではそのようなことは書いてなくて、私の勝手な想像ですが。
太陽活動が地球の気温の増減に関わっているのは当然のことですが、現代の温暖化は太陽の影響は小さそうだというようなことを述べられています。
二酸化炭素の増加が温暖化の原因だというのが定説のように語られているので、それ以外の原因を突き止めると、色々と学会内での軋轢とかがあるんでしょうかね?
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