2019年10月17日木曜日
韓国 堕落の2000年史 / 崔 基鎬
解説を井沢元彦氏が書かれていて、著者のことを評価されているのですが…それでも読んでいてやはり韓国人は韓国人でしかないな、と感じさせられる箇所が多かったです。
そもそもタイトルからして、韓国(大韓民国)は70年の歴史しかないし、朝鮮王国からとしても600年の歴史しかないわけで、2000年の歴史など妄想でしかない。
朝鮮王国にしても、支配者層である王族や両班と、被支配者層の奴隷階層とは間違いなく別の民族なわけで、日帝支配になって身分制度がなくなって朝鮮民族として1つの民族になれたわけだから、韓民族の歴史はそれ以降だと思うんですよね。
半島の歴史が2000年でも、そこに現在住む民族がずっと変わらず同じなわけではないです。
朝鮮半島には何度も遼東半島や満洲から、大陸の戦乱に敗れた難民が流入して、半島に住む人びとを策略したり追い出したりして、入れ替わっているので、一つの民族がずっと半島を支配していたわけでもないし、住み続けていたわけでもないんですよね。
著者はそのことを完全に無視して、悠久の昔からずっと半島を韓民族が支配し続けていたという妄想を元に本書を書かれています。
それと「韓民族」と書く時に、かなりの頻度で「優秀で気高い」というような冠詞が付いてくるんですよね。
そういう妄想による錯覚が、李氏朝鮮の悪癖を引き摺ったままの原因であることに気が付いてないし。
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