2020年11月26日木曜日

日本書紀「神代」の真実 - 邪馬台国からヤマト王権への系譜 / 伊藤 雅文

 「神代の物語も何か下敷きとなる出来事がきっとあった」と、「はじめに」で書かれていることに対しては、全面的に賛同するのですが…神代の物語を実際に存在したであろうと思われる人物の系譜に復元する手法がちょっと…。

例えば、母親の妹(つまり姨[おば])と結婚する姨甥婚を、系譜を長く見せかけるために挿入された作り事とされているのですが…平安時代の藤原氏と天皇家の婚姻関係を知らないんですか?と言いたくなってしまいました。

全体的にそうんな感じなので…読んでる途中で読むの止めたくなってしまったくらいです。

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