2020年11月18日水曜日

コルトM1847羽衣 / 月村 了衛

 月村氏が時代小説を書くとこうなる。

コルトM1851残月 (文春文庫)にて、メリケン国の最新兵器を江戸時代に登場させるという、あっても不思議ではないアイデアで楽しませてくれましたが、本書はそれの姉妹編ですね。
登場人物はガラリと変わり、ストーリーも全然無関係。
ただこの時代の日本にはない、外つ国の最新兵器が登場するというのが共通点なだけですが。

まあその6連発のコルトがなくとも、この話は成立しないでもないですが、格闘シーンの緊張感は6連発があったればこそでしょうか。

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