夢のエンジンとも謂われるSkyActive-X搭載のマツダ3とCX-30が年末から年明けに掛けて発売になりましたが、12ヶ月点検のついでに試乗をさせて貰いました。
マツダ3セダンの方で試乗しました。
武漢ウィルス騒ぎで、ディーラーに訪れる人も激減しているそうで、決算期の2〜3月は本来なら売上を伸ばさなければいけない時期なのに、売上が伸ばせなくて苦慮しているようです。
まあお陰で通常の試乗に比べるとたっぷりと時間を掛けて試乗することができましたが。
ボンネットを開けただけだと防音カバーが掛かっていてエンジンは見えないのですが、カバーを外すと大量に付与された補記類を確認できます。
カバーを付けた状態と外した状態では、音の大きさが格段に違い、防音効果のよさを体感できます。
で、走り出したわけですが、マイルドハイブリッドも付いているのですが、街中を低速から中速で1,500〜2,500rpm程度で流しているだけだと、まあ普通ですね。
スムーズでアクセルに即反応する尽きのよさはありますが、普通のガソリン車に比べて特別違いを体感できるかというと、そこまでの差はないと思います。
たぶんディーゼルターボの方が、おお!という力強さを体感できます。
空いている時にアクセルを床まで踏むと、一気に6,200rpmまで吹け上がってシフトアップする感じは、ガソリンのレスポンスとディーゼルの力強さを合わせ持ったSkyActive-Xの特徴を確認できます。
ATなので、レッドゾーンが始まる6,900rpmまで回してくれないのが残念。
マツダ3発売直後にガソリンのハッチバックの方に試乗させて貰っていますが、セダンはそちらに比べると足回りが上質に感じます。
硬く締まった足回りのセッティングなのですが、段差や目地でのショックが、一段と柔らかくいなされて、乗り心地はよくなっています。
でも全体的に柔らかいという感じではないので、評論家さん達が「高級車っぽいのに、この乗り心地は今一つ」と酷評するのも分からなくはないです。
でもこれにそういう文句を付けるんなら、独逸の高級車にもちゃんと文句付けろよ、って思いますけどね。
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