2021年4月18日日曜日

水軍と海賊の戦国史 (中世から近世へ) / 小川 雄

先祖が瀬戸内海の海賊だったので、こういう水軍や海賊の歴史に興味があり、1年程前に発刊された本書を書店で見掛けたので買ってみました。
まあこういうのは、よっぽど歴史に興味があるか、私みたいに特別な理由がない人でないと読んでも面白くはないでしょうね。
戦国時代の各大名の戦力に、意外と水軍が占める割合は多かったみたいです。
あまり歴史小説には水軍は登場しませんけどね。

武田信玄は水軍を保持していたというのがあって、海のない国で水軍?と不思議に思ったのですが、今川家を滅ぼした後に今川家が支配下に置いていた水軍を武田信玄が支配下に置くようになったようです。
京への進軍には水軍による物資補給が欠かせないと思ったからなのか、北条家や松平家との抗争に水軍が欠かせなかったからなのか。
たぶん両方なのでしょうけど、船戦の経験のない武田家の重臣がすぐに水軍を指揮できたというのは、不思議です。


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