2021年8月29日日曜日

【くるまのおと】Mazda MX-30 EVはEV自動車の基準となるか

 マツダのクルマには、G-Vectoringと呼ばれる加減速を微妙に制御して、直進性やコーナリングをスムーズにする技術が採用されています。
しかし、ガソリン/ディーゼル・エンジンは制御に対する反応が電気モーターに比べると遅いし、常に振動で揺れているため、理想的な制御ができないそうです。
電気モーターだけでG-Vectoring制御を行うMX-30 EVは、理想とする制御に近いことができるそうです。

それを確かめるために、ディーラーに所用で行った時に試乗させて戴きました。
ディーラーから公道へ曲がりながら合流してのステアリング操作で「うわ、スゲー気持ちいい!」と思わず叫んでしまいました。
デミオでもグルッと180度くらい回転するコーナーで、巧くステアリング切り角を固定で回ると、スゥーと気持ちよく回れるのですが、 MX-30 EVだと全てのハンドリング操作と加速、減速でその気持ち良さを味わえます。
これが制御の巧みさであることは、間違いないですが、G-Vectoringの快感を知らない人だと、単に電気自動車は気持ちがいいと勘違いするかも知れません。
この制御は本当によく出来ています。

ガソリン/ディーゼルで、こういう制御ができればいんですけどね。

 

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