アフリカで生まれた人類の祖先が、どのように世界に広まっていったかを、DNA解析に基づいて解説されたものです。
日本人のルーツに関しても、DNA解析を元に説明されているのですが、縄文人のDNA解析結果は北海道・東北の縄文人のデータだけで、西日本や関東・中部地方などのデータがないのに「縄文人のDNAは日本全体で均一」という前提で西日本の縄文人DNAも東北のものと同じことにしているのが、どうも納得いきません。
弥生人は「大陸や半島から来た人達と縄文人が混血した」という前提に合わせる形で、データを示しているような気がして、気になりました。
別の書籍で、九州北部の縄文人DNA解析で、九州北部の弥生人や現代人のDNAとほぼ同一なものが出てきているとのことですが、それに関しての記述がありませんしね。
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