読むのにかなりの時間が掛かりました。
内容が内容だけに、サラッと流し読みすることもできず、しっかりと1行1行を噛み締めるように読んでいたのでページが進まず、白人社会の調略の酷さに吐き気がしてしばらく読むのを躊躇ったりしたので、結局購入してから読み終わるのに半年掛かったことになります。
日本人が島国で長年平和に過ごしてきたせいもあり、明治維新で人を実際にその手で殺した経験のある人たちが鬼籍に入って、軍部上層部には実戦の過酷さを経験した人がいなくなり、机上の空論で指揮を執るようになった結果が、先の大東亜戦争なわけですね。
その敗戦から何か学んだかというと、何も学ばず、同じような空論で経済戦争にも負けてしまった。
超大作で値段も安くはない書籍ですが、全ての日本人に読んでもらいたい一書です。
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