2023年6月11日日曜日

記憶の奴隷 / 渡辺 裕之

傭兵代理店などで、脇役として活躍している、素顔を知るものがいないスーパー・スパイ影山夏樹が主人公として登場です。
これ、特にシリーズ名が付いてないけど、今後も影山が主人公のものが発刊されることがあるのかな?

渡辺氏の小説に登場する人物は、どれもあまりにも超絶すぎて、リアリティに欠けるのですが、舞台となっている社会の背景とかは、かなり事実に近い感じで、その点ではリアリティがあって、両者のリアリティ感のアンバランスさが面白いんですよね。

 

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