1999年5月30日日曜日

【BMW雑記帳:番外編】1999年BMW Circuit Day参加報告 その3

昼休みの静寂を破る咆哮が突然始まりました。マクラーレンF1のレースマシンのエンジンに火が入り、調整が始まったのです。
当然ピットの周りは人だかりです。空けられたエンジンフードを覗いたのが、この写真です。

そうこうしているうちに、午後の予約時間が迫って来ました。
こんどは1番にMの予約に行きました。
午後に乗ったのは、以下の通りです。
13:00M Roadster
13:12M Coupe
13:30Z3 2.8 Coupe
14:00318i MT
14:18323i
14:36540i
15:00735i
15:14Z3 2.8 Roadster


出走を待つZ3グループ。ここのインストラクターの方のご指導が一番判りやすく、サーキットを走るにはどうすればいいかというのが理解できました。
クリッピングポイントを通過したら、ステアリングは徐々に戻すものだと思ってましたが、違うんですね。

540iでM5グループを先導するこもだ氏。日本人で最初のBMW認定ドライビングインストラクターです。

バックストレートを通過し、ヘアピンに向かうZ3グループ。
試乗が一通り終了した後は、お待ちかねのマクラーレンのデモ走行です。
ここで説明があったのですが、F1のノーマルは636馬力。対してこのレーシングバージョンは約500馬力と、レギュレーションの関係でパワーダウンしてるそうです。いかにノーマルのマクラーレンF1が桁ハズレかの証明でしょうね。

メインストレートを通過するF1です。ブレからいかに速いかが理解できますね。
ドライバーは現役レーサーの加藤氏です。

同じV12を積んだ750iL(萩原氏)と並走です。最終コーナーでは750iLが先に出てきて、そこからの加速の違いのデモンストレーションです。もちろんあっさりとマクラーレンが750iLをパスして行きます。
以上で終了です。
このようなイベントをメーカーの主催で行っているのは、日本ではBMWだけです。BMWユーザーでよかったと実感できる一日でした。 BMW Japanとインストラクターの方々に感謝致します。

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