今週末はtiと共に旅行に行きますので、早目のアップです。考えたらtiで遠出するのは、何と11ヶ月振り(涙)。何のためのBMWだか判らんですな(苦笑)。
某M自動車がリコール隠しがバレて大騒ぎになっていますね。ちょうどそごうや雪印の問題で、世間が騒がしいときだったので、余計に槍玉に挙げられているようです。でもこういうのって昔からあるんですよ。
私が以前載っていたフルタイム4WDは初期ロットで、センターデフに設計上の欠陥があったんです。なんでも前後のトルク配分を50:50で計算していたそうなのですが、ラリーなのでロックアップして走ると、それが100:0になるときがあり、そのためメタルが焼き付いてしまうという事故が相次いで起こり、すぐに対策部品を出したそうです。たまたまラリー専門誌を読んでたんで知ってたんですが、「通常の走りには問題ない」ということで、我々一般ユーザーには何も告知はありませんでした。でも、一般道路を走行中にいきなり焼き付いちゃったんですよねぇ、これが。周りに他の車は走ってなかったことと、わりと広い道路で直線部分だったから、2次事故は引き起こさずに済みましたが、普通のところで起こってら大惨事でしたね。修理は当然無償だったのですが、こういうことが起きているにも関わらず、この件は結局リコールにならずそのままです。
他人から聞いた話で、シェア一位のT社は、リコールになるようなものがあると、ユーザーに「フェアをやっておりますので遊びにいらっしゃいませんか?」とディーラーに来てもらい、客が営業と話している間に部品を密かに交換してしまうそうです。で、帰りには「お車の調子を見させて戴きました」と言って帰すそうで(笑)。まあ、ちゃんと問題の部品を交換するだけ、いいですけどね。
BMWではどうでしょうね?ディーラーで修理をすると高いからと行かない人が多いから、T社のような真似はできないでしょう。まあそれ以前にドイツ国内で、そういうことをやったらディーラーから突き上げを食らいますから、まず誤魔化すのは不可能でしょう。
日本人はこういう誤魔化しを「大人の対応」といって尊んで来ましたが、実はそれは「子供のまやかし」に過ぎないことが、今頃になって判ったというだけのことですね。
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