2002年4月28日日曜日

三脚

ポートレートを撮影するときに、三脚を使う人は少ないです。手持ちの方がテンポよく撮影できるから、というのは正解ではありますが、逆に背景処理がいい加減になって適当な写真しか撮れない、ということも多いです。キチンとした写真を撮る人なら、手持ちでも背景をしっかりと確認して構図を決めて撮りますけどね。
手持ちでの撮影時の問題は、やはり手ブレとピントの問題でしょうね。よく「俺は1/8秒でも手持ちで大丈夫だ」と豪語する人がいますが、そういう人はまずLサイズプリントでしか自分の撮った写真を見たことがない人です。4つに伸ばせば、いかに自分が手ブレだらけの写真を撮っているかが、すぐに判るはずです。同様に、ピンぼけだらけの写真を撮っていることも。
また、三脚を使っていても、ブレブレの写真になることがあります。しっかりとした三脚は、世の中にあまりないのですよね。以前はLinhofを使ってましたが(今は壊れてしまって使えないのです)、脚を全部伸ばしかつセンターポールも伸ばすと、ブレました。今使っているManfrottoもセンターポールを伸ばすと駄目で、ブレまくります。
店頭でブレそうかどうかを確認するには、指で雲台の所を押して見れば判ります。いい三脚だと、押してもビクともしませんが、安物の三脚はガタガタするのが判ります。これで試してみると、国産の三脚のほとんどが駄目なことが判ります。また国産、外国産に関係なく、いい三脚は値段も高く、重さもあるのがよく判ります。


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