2002年9月1日日曜日

CCDの特性

魔が差してニコンマウントの1眼レフ・デジカメを買ってしまいました。フジのFinePix S1Proの新同中古を、定価の1/3以下にしてくれるという誘惑に負けて。でもレンズはトキナーなんですけどね(笑)
ライブ撮影とヌード撮影に使ったのですが、色々と銀塩に比べて気になる点がありました。
・ラチュードを超えると、突然白飛びや黒潰れが生じるため、露出の決定がリバーサル以上にシビアにする必要がある。
・コントラストが異様に低く見えるため、被写体のコントラストを強くしてやる必要がある。
ということです。
前者は常にヒストグラムを確認することで、大体は避けられます。とはいえ、もっとも明るい部分と暗い部分の差が、CCDのラチュードを超えているとどうしようもありませんが、こういう被写体の場合は、銀塩フィルムからスキャンしても飛んだり潰れたりしますので、仕方ありません。
問題は後者です。CCDだとコントラストが低く見える理由については、 こちらに詳しいので、参考にして下さい。
対策としては、被写体のコントラストが強くなるようなライティングをするか、後で画像処理ソフトを使ってトーンカーブを調整するか、になりますね。銀塩と併用で撮影しているときは、一々ライティングを変えることは面倒なので、後からいじることになります。画像出力が各色8bitモードしかないので、あまり後から加工をすることは避けたいのですが、仕方ないようです。これを考えるとN Digitalはよくできているなあ、と思わざるをえません。


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