2003年11月6日木曜日

海皇紀

河原 正敏 著 月刊少年マガジン連載中
現代文明が滅び、10世紀頃の文明レベルまで退化した未来を描く物語。


「修羅の門」という格闘技漫画史上に燦然と輝く名作の後の連載だったので、作者のプレッシャー足るや並ならぬものがあったと思います。
しかし、理屈抜きに「面白い!!」。
帆船による戦いが、物語の中心になっているのですが、風を利用した船とはこういうものなのか、と妙に納得させられてしまいます。ヨットに乗る人達が、今でもモーターボートではなく帆船に拘るのかが判るような気がする....だけでしょうけど。
毎月読み終わった後、更に数回読み返し、そして次号が待ち遠しくなる。そんな漫画も段々少なくなっていますが、この物語はそういう素晴らしい作品です。

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