2004年3月2日火曜日

週刊ポスト メタルカラーの時代

今週のメタルカラーは、珍しく、生物学者さんのインタビューです。
今世間で話題というか問題になっている鳥インフルエンザの話です。
前々から疑問だったことが、このインタビューを読んで解決しました。
ウィルスとか細菌というのは、宿主がいないと繁殖できないのに、宿主を殺してどうするの?というのが不思議でしかたなかったのです。が、宿主に対して殺傷力を発揮するのは遺伝子に大きな変化が起き、宿主を別の種にするときで、しばらくすると宿主に対する殺傷性はなくなり、宿主の遺伝子の中に潜むようになるのだそうです。
このため家畜の遺伝子を調べると、昔流行ったインフルエンザの遺伝子が見つかるそうです。
今流行のSARSや鳥ウィルスも、すぐに毒性をなくして、豚や人間の体内でひっそりと生き延びるようになるだろうということです。
エボラウィルスが突然消えてなくなった、ように見えるのも、宿主に完全に寄生するようになったせいなのでしょうね。

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