双葉社 刊 福野 礼一郎 著
くるまにあに連載されていたT中研の記事からセレクトし、加筆訂正された単稿本です。ほとんどの記事を、私は既にくるまにあで読んでいたのですが、買ってしまいました。
この本をこれから買おうと思っている方は、買って読み終わってから続きを読んで下さい。買う前に中身のこと知っても面白くないでしょうから。
1,4,6,7がレギュラーによる対談形式になっていて、業界(中古車屋さん、出版社)の裏話がガンガン出てきます。中古車を買おうと思っている方には必読だと思います。が、中古車しか買わない新車なんてアホらしくて買えるか!と固く心に決めている方は読まない方がいいでしょう。私は車とバイクで中古車数回買って、もう高くとも新車じゃないと駄目だなと思いましたので、中古車業界の裏話を読んでも、だからやっぱり新車なんだなぁ、と思いを深くしただけなんですけどね。
2,9が福野氏がこれまでに色々と調べた結果のレポートです。車とは所詮機械なのですが、その機械とは物理の上に成り立つものである、という信念の下に色々と調査した結果が書かれています。これはキチンと読んで理解すべきことなのですが、面倒がって理解しようとしない人が多いんですよね。世間一般での風評、都市伝説とか言われるものとは、違っていることが多いですし。
5,8が体験レポートです。特に5章の教習所へ行って、仮免検定を受けるというのは、立ち読みでもいいですから、是非読んで下さい。教習所で教えていることが、いかに基本に忠実な大切なことなのかを、皆さんにも是非知って欲しいです。
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