2004年8月28日土曜日

義経と静御前・二人の「その後」

PHP文庫 今泉 正顕 著
副題に「各地に残された生存伝説は何を語るのか」とあるように、東北地方や北海道に残る義経の逃避行伝説を追ったものです。
義経が弁慶と共に大陸に渡ったという結論が本当かどうかは、今の段階では不明ですが、平泉の黄金文化が大陸との貿易でもたらされたものであるということを考えると、あながちあり得ない話ではないと思います。
昔から奥州藤原氏が、どうやってあれほどの財力を誇っていたのか不思議だったのですが、この本を読んでその謎が解けました。

0 件のコメント:

コメントを投稿