2005年1月29日土曜日

最後の御大将 平重衡 義経が最も恐れた男

PHP文庫刊 中津 文彦 著
鎌倉幕府発足の契機となった、世に言う源平合戦の頃、平清盛の5男重衡の物語です。
この頃の物語というと、源頼朝、義経か清盛が主人公のものは数多ありますが、重衡となると珍しく、その目新しさに買ってみました。
内容は非常に面白かったです。驕れる平家の中で、数少ない武人として生きた男の物語。
歴史に興味のない方でも、一読の価値はあるでしょう。

ところで、これを読んでいて、以前聞いた豆知識を思い出しました。年末恒例の紅白歌合戦とか小学校の運動会などで、紅白に別れて戦いますが、これは源平の合戦がルーツなんですよね。
源氏の旗印が「白旗」で、平家の旗印が「紅旗」なのです。


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