2005年3月27日日曜日

太陽の簒奪者

ハヤカワ文庫JA 野尻 抱介 著
シリーズ物は追いかけるのが大変なのであまり読む気になれず、シリーズ物がほとんどの野尻氏の作品は、故に読んだことがなかったのです。
本作は1冊での完結ということですが、かなりよくできた作品だと思います。
コンピュータとインターネットの急速な発展と普及は、SFの後退をもたらし、ここ10年くらいはあまり面白いSFの新作にはなかなか出会えなくなっています。
しかしこの作品は、SFにもまだまだ書くべきことがあるなと思わせられるという意味で、貴重な作品だと思います。


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