雑誌の前に新刊の紹介から。
福野礼一郎氏のくるまにあ、Fロードなどの記事をまとめた「自動車ロン」シリーズも、いよいよ「最後の自動車ロン」ということになりました。一昨年末に、くるまにあが突然編集方針を変更したため、福野氏はくるまにあの連載を急遽中止することになり、それ以降記事は書いてないのですよね。で、これまで書いた原稿を全部吐き出してしまったようで、自動車ロンもこれで打ち留め。後書きにもありますけど、これから一体どうするつもりなのでしょうかねぇ。
もう一冊は、河出書房新社から発刊された「メルセデスの魂」。はい、BMWネタではなくてごめんなさい。ダイムラー・クライスラー社の生い立ちと、ドイツの各自動車メーカーがどのように成り立ってきたかを語ってくれます。BMWと(ベンツ社と合併する前の)ダイムラー社との関わりなども、割と多めのページを割いて説明されています。しかし、こういうドイツの自動車メーカーの歴史書を読むたびに思うのですが、フェルディナンド・ポルシェという天才がいなかったら、今のドイツ自動車工業は悲惨な状況だっただろうなぁと思わされます。
さて、各雑誌のBMW関連記事ですが、目に付いたところというと、ル・ボランがAudi vs BMWの特集記事をやってます。
何誌かがM6の試乗記やってますね。それくらいかな?
今月は、マセラティMC12とかいうフェラーリ・エンツォをベースにしたレーシング・ストリートの試乗記と、アストン・マーティンのV8の試乗記が目立ってました。アストンのV8はなかなかよさげで、欲しいなぁと真剣に思わされてしまうものがあります。
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